ヨンヨンナナロクサンサンX ツカサーのウィークリーマンション♪
のCMに聞き覚えのあるかたもいるのではいだろうか。あっちこっちにあったツカサのウィークリーマンション。筆者もいつかつかってみたいな、とおもったことがある。家具付きの部屋が短期間から借りられるという今はやりの民泊に近いシステムで先見の明があったすごい会社なのではないだろうか。
アゲアゲでキラキラしていたころの社長の画像
さてそのアゲアゲだったすんごい会社の社長さんがいま、福島でひっそりと暮らしているというから驚きである。
バブル期には不動産王とも呼ばれた「ツカサグループ」の元社長・川又三智彦氏(69)が2日放送のTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。総資産3000億円から、多額の借金を抱えて自己破産した現在の生活が明かされた。
川又氏は日本初の敷金礼金なし、家具食器付きのウィークリーマンションを始めたバブル期を代表する不動産王の一人。アメリカ留学時代のひらめきから生ま れた同事業はまたたく間に大成功。多くの銀行が高額な融資を持ちかけ、川又氏は50行近くの銀行から融資を受けて事業を拡大していった。
元フライトアテンダントの妻を持ち、渋谷区松濤で豪華な生活をしていた川又社長。どうして転落してしまったのだろうか。転落の原因には銀行からの裏切りがあったという。調子のいい時には借りてくれ借りてくれと頼みに来て、風向きが変わると手の平を返したように、返せ返せ!と冷たく詰め寄る銀行、さらにはリーマンショックが引き金になり、絶頂期は資産が3000億あったのが、1000億近い借金をかかえ、自己破産。転落したそうである。
でも社長、妻子に去られ、借金まみれでも現在は穏やかにくらしているとのこと。
現在住んでいるのは知人から借りている質素な家。
年金で、安い素麺やうどんをすすって生活しているようである。だが!さすが元大物ビジネスマンの社長、高齢化社会で困っている人を助けるため、デイサービス事業やドローン関連など新しいビジネスの再開を計画しているとのこと!
- 「死の意味と量子論」、高木書房、2009年9月、ISBN 4884710797
- 「人生の意味と量子論」、高木書房、2008年8月、ISBN 4884710746
- 「二極化ニッポン―2007年、1億総中流社会は崩壊する」、住宅新報社、2005年、ISBN 4789225127
- 「1000億円失って―情報整理があなたの危機を救う!」、日東書院本社、2002年、ISBN 4528018233
- その他多数
著書も多数あるようで、なかなか興味深い本のタイトルばかりである。
社長が出演するCMをまた見る日があるのかもしれない。がんばってください!応援しています!